こびとや制作者であるMei.Wへのインタビュー後編です。(→インタビュー前編・中編)
今回の登場人物
千代紙さん
今回のインタビュアー。
Mei.Wの友人であり、こびとやを応援してくれている。
文芸学科出身。「こびと作家」と最初に名づけてくれたのも千代紙さん。
こびとやの紹介記事をお願いするようになった経緯は千代紙さんの「こびとからの招待状」レビュー記事にて。
こびとや Mei.Wインタビュー 後編
こんにちは、千代紙です!
こちらの記事は引き続き、インタビュー記事となっております。
今回の話題は「こびとや2020年の振り返りと2021年への抱負」。インタビュー記事最後の締めくくりとなっておりますので、是非ご覧下さいませ。
(尚、この記事は単体でも読んで頂けますが、前編・中編も是非ご覧下さい)
こびとやの2020年―コロナ禍の中で―
それではインタビューも後半ですので、活動の振り返りや来年に向けてもうかがっていこうと思います。
2020年は、こびとやにとってどんな一年だったのでしょうか?
ー今年の初めには、ブログ記事で「安定したペースで活動する」「いろんなところに行く」の二つを目標を掲げていたMeiさん。
未曾有のコロナ禍で、「色んなところに行く」は難しかったと思うんですけど..
作品自体は神奈川に行ったり大阪にいったりもしましたよね。
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Meiさん「はい、『いろんなところに行く』は残念ながらできませんでしたが、今年はけっこういろんなところの展覧会に参加できて、現地近くにお住まいの方に『見に行ったよ』とメッセージをいただけたりして、とっても嬉しかったです!」
せめて作品だけでも、といろんな場所の展覧会に参加しましたが、「Meiさんは来ないんですか?」とのお声もいただき…。今度は是非皆さまに会いに行きたいです…!はやくコロナがおさまりますように(><)
コロナは人を分断しますからね..。
むしろこんな世の中だからこそ、そういった交流は力になりますね!
Meiさん「そうですね。それにこんな状況だからこそ、少しはこびとやの活動がお役に立てたかもしれない…ということもあり、それも嬉しかったです。
自粛期間中に少しでも癒しになれば…と増やしたSNSの投稿で喜んでいただけたり、コロナで入学式や卒業式、部活の大会ができないので、代わりに記念に…とオーダーメイドのイラストをご注文いただいたり…。
この状況は辛いですし、この状況ゆえのご依頼も共感して悲しい気持ちになってしまいますが、でも、そうやって役に立てる力があると知ることができたのはとても幸せですし、今後活動して行く上での励みにしたいです…!
東日本大震災の時は本当に何の役にも立てず、絵ってなんの意味があるんだろう、と思えてしまったので…」
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2011年の東日本大震災。東北人の我々には、特に影響の大きな出来事でしたね。
Meiさん「震災の時に感じた絶望というか無力感は、実は今回のコロナのことで『絵が役に立てる!』と気づけるまで、少しではありますが常に心に刺さっておりました。
一応、震災後に『最中や直後は役に立て無くても、ある程度落ち着けるようになった時期には励ましになる』と自分に言い聞かせていたものの、それでも、『本当に?』『なんだかんだ言っても一番大変な時には役に立てないなんて…』という気持ちがあって…。
今回、大変な中でお役に立てたことで、絵もちゃんと役に立てる!と絵の持つ力を信じられるようになりました。」
なるほど!むしろ今回のコロナ禍での体験は、前を向くきっかけになった感じですね..!力強いお言葉です。
―もう一つの目標である「安定したペースで活動する」はいかがでしたか?
Meiさん「はい!そちらはなかなかうまくいって、若干夏バテはしましたが、去年までのように大きく体調を崩したりせずに過ごせました!
おかげさまで、こびとやを応援してくださる皆様にも心配や不安をかけずにすんだと思いますし、動けない期間がほとんどなかった分、活動もたくさんできました。
今後も体調管理と自分のペースを保つことを意識しつつ活動していきたいです!」
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それはよかった!やはり健康第一ですね!活動の資本ですから..!
2021年に向けて
―では、来年の目標はありますか?
Meiさん「はい!先日の個展のまとめの記事にも書いたのですが、個展の際『せっかくこんなにグッズも増えてきたし、マルシェとか委託販売とか、もっと多くの人に知ってもらえるようにしたら良いよ!』とのアドバイスをいただいたので、来年はそちらにも力を入れられたらな、と思っています。あと、できればグッズの種類ももっと増やしていけたらと思っています!」
マルシェ!直接届けられる場所を増やしていくのも素敵ですね!
コロナもまだもう少しはかかりそうですが、だからこそ力を入れていきたいですよね。
グッズは、今のところで考えてる新作ってありますか?
Meiさん「今のところステッカーは作りたいと思っています。父と妹が欲しいと言ってくれて…。今、鋭意制作中です!」
おお!早速取りかかってらっしゃるんですね!ステッカーは、展示会での壁にいたこびとみたいに、本当にそこにいるみたいで可愛いでしょうね..!
Meiさん「そうなんです!おっしゃる通り、貼り方によって本当にこびとがいるようにできるかと思って…!。
今回の展示で記念撮影のスポットになってくれた子の一部も、ステッカーにしようかと思っています。
マルシェも含め、どうぞよろしくお願いします…!」
最後に最新のグッズ情報もご紹介頂いて、ありがとうございました!
来年はますます活動の幅を広げ、拡大の年を迎えそうなこびとや。
2020年は暗いニュースも多い年でしたが、そんな中でも「絵が役に立てる」というMeiさんの言葉は強さを感じました。
来年も皆さんの生活に寄り添う作品を届けていけるよう、頑張れMeiさん..!!
でも、ペースを崩さず、どうか無理せずに..私も、陰ながら応援しております。( ˘ω˘ )*
以上!こびとや Mei.Wインタビューでした!色々なお話、ありがとうございました(●︎´▽︎`●︎)*+
読んでくださった皆さま、千代紙さん、ありがとうございました!2021年もがんばります!どうぞよろしくお願いします…!
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