口之宮湯殿山神社にいってきました！in山形県西川町

こんにちは。こびと作家のMei.Wです。

このたび、山形県西川町にある口之宮湯殿山神社に行ってきました！

実は月に1度ほどしか開門していない幻の神社（!?）なのですが、ポストカードを委託販売していただいているさとう指圧治療院さんの院長・佐藤さんが関係者ということで、そのご縁で教えていただきました。
（※佐藤さんは口之宮湯殿山神社のある地域が地元で、廃仏毀釈などでバラバラになってしまった文化財を修復したり、神社やその付近を綺麗にするプロジェクトに参加しておられます→大黒森プロジェクト）

ちなみに神社のご祭神は、大山祇神（おおやまづみのかみ）・大己貴命（おおなむちのみこと）・少彦名命（すくなひこなのみこと）なのですが、少彦名命は小人の姿の神様なんです！
こびとを描いている身としてはご縁を感じます。

（※お邪魔したのはコロナ過の中でしたが、マスクや消毒など、感染対策に気をつけたうえでお邪魔しました）

口之宮湯殿山神社概要
神社の由来と空想好きにはたまらない風景
幻の神社、その中は？
アクセス&開門日
1. 開門日
2. アクセス

口之宮湯殿山神社概要

東北には有名な霊山・出羽三山があるのですが、そこに参拝するには多くの入り口があり、口之宮湯殿山神社もその１つだったそうです。
かつては現在よりもかなり大きく、宿坊が立ち並んでいたとか。

そんな口之宮湯殿山神社でしたが、戊辰戦争や廃仏毀釈の影響で文化財が消失したり、壊されたりしてしまいます。
山の中に壊されたお地蔵さまなどがごろごろ転がっているような状態だったとか…。

↑現在も残る壊された状態で山の中に転がる文化財たち

↑壊された跡の残るお地蔵さま

そんな状態を「なんとかしよう！」と地元の方々が協力し、掃除したり、壊されたものを整備したりして今の状態に。それは現在も続けられている途中で、かつてのようにたくさんの方に参拝してもらえるようにがんばっているところ…

と聞いていましたが、すでにかなり立派で綺麗でした！
さらに修復や改善が進んだら、相当立派な名所になるのでは…。

神社の由来と空想好きにはたまらない風景

弘法大師（空海）が湯殿山に登拝した時に光る老木を見つけ、その木から大日如来を彫った…というのが口之宮湯殿山神社のはじまりなのだとか…。

もしかしたら光る木があったのはこの辺りだったかも！？という場所に連れて行ってもらいましたが、実際に光る木があったのかはともかく、そういうことがありそうなくらい神秘的で素敵な場所でした！

その場所以外にも、こちらの神社は山の中にあることもあり、今にも精霊があらわれそうな素敵な場所がいっぱい。
空想好きな人にはたまらないと思います！
今回は一部をこびとを添えてご紹介しますね。

ちなみに、月に1度しか開かない口之宮湯殿山神社ではありますが、最初にご紹介したお地蔵さんたちや、こびととともにご紹介した自然の風景は外にあるので、神社が開いていない日でも楽しめます！

幻の神社、その中は？

いよいよ、月に1度だけ開く貴重な神社の中をご紹介します！
※ちなみに拝観料は３００円です。

仁王像

中に入って最初にどーんと目に入ったのは仁王像。こちらは廃仏毀釈や空襲など、4回の災難を潜り抜けて今にいたるとか…。
困難をのりこえる力がもらえそうですよね！ライティングもかっこよかったです！

願い牛

山形市内にある里之宮湯殿山神社の方にもある願い牛ですが、こちらは親子でした。可愛い！

本来は体の悪いところを撫でながら祈願するという願い牛なのですが、現在はコロナ禍で触れず…。ご利益があるかはわかりませんが、良かったらせめて写真を撫でてみてください(^_^;)

天狗

特徴的だったのは天狗のお面（？）。大きいのが天井近くに飾ってありました。
そもそも山岳信仰がはじまりということで、山岳信仰の修行者である修験者と深いかかわりがあるという天狗が飾ってあるようです。

神仏習合の神社でもあるので、神道の要素と仏教の要素と修験道（山岳信仰）の要素が融合していて独特な雰囲気がありました。

アクセス&開門日

開門日

口之宮湯殿山神社の開門日は不定期ですが、基本的には月に1度、月の後半の日曜日に開門することが多いそうです。
現状は道の駅にしかわ月山銘水館（※施設内にチラシとして掲示）・月山朝日観光協会のwebサイト・日本遺産出羽三山生まれかわりの里公式webサイトのお知らせのところで次の開門日が確認できるようです。
（※現在は新型コロナウイルスの影響で開門日をのせていない場合があります）

ちなみに、お祭りがある9月8日とお正月は必ず開門するということですので、遠くからいらっしゃる方は9月8日かお正月に行くと確実です！
（※ただし、雪の多い地域ですので、冬に行くさいは十分にお気をつけください…！）

また、開門日以外でもどうしても参拝したいという場合は、事前にご連絡すれば開けていただけるそうです。（事前連絡先：0237-74-3565）